DJI Air 3 / 技術的なご質問
【製品】
DJI Air 2Sと比較して、どのような点がDJI Air 3で大きくアップグレードしましたか?
DJI Air 3は、カメラシステム、映像伝送システム、ビジョン検知システム、飛行時間、インテリジェント機能の点で改善されています。詳細は、以下になります。1/1.3インチ CMOS 70mm中望遠カメラが追加されています。映像伝送システムが次世代O4 HD映像伝送システムにアップグレードしています。ドローンには、全方向ビジョン検知システムが搭載され、高度操縦支援システム (APAS) 5.0に対応しています。最大ホバリング時間は42分*で、最大飛行時間は46分**です。ドローンは、ウェイポイント飛行、アドバンストRTH、クルーズ制御、クイック転送、他のインテリジェント機能に対応しています。
* 具体的な試験条件:DJI Air 3を使用し、APASオフ、AirSenseオフ、カメラパラメーターは1080p/24fpsに設定、動画モードオフの状態で、無風環境下の海抜0 mの高度を、バッテリー残量が100%から0%になるまでホバリング。データはあくまで参考用です。飛行中、アプリに表示されるリマインダーに、常に注意してください。
** 具体的な試験条件:DJI Air 3を使用し、APASオフ、AirSenseオフ、カメラパラメーターは1080p/24fpsに設定、動画モードオフの状態で、無風環境下の海抜0 mの高度を、バッテリー残量が100%から0%になるまで、定速28.8 km/hで飛行。データはあくまで参考用です。飛行中、アプリに表示されるリマインダーに、常に注意してください。
DJI Air 3は、欧州でのドローン関連規制において、どのレベルの認証を取得していますか?
DJI Air 3は、C1認証を欧州航空安全機関 (EASA)から取得しています。
【カメラ】
DJI Air 3は、縦向き撮影に対応していますか?
広角カメラと中望遠カメラ、両方とも縦向き撮影 (9:16) に対応し、撮影の最大録画スペックは2.7K/60fpsです。
DJI Air 3の中望遠カメラは、マスターショットに対応していますか?
はい。
DJI Air 3の中望遠カメラは、パノラマ撮影に対応していますか?
いいえ。
DJI Air 3の中望遠カメラは、クイックショットに対応していますか?
DJI Air 3は、アステロイド以外のクイックショットに対応しています。
DJI Air 3の中望遠カメラは、D-Log MやHLGのカラーモードに対応していますか?
広角カメラと中望遠カメラ共に、10-bit D-Log Mと10-bit HLGのカラーモードでの動画撮影に対応しています。10-bit D-Log Mモードを使うことで、後編集のカラーグレーディングに柔軟性が生まれ、一方、10-bit HLGモードは、より広いダイナミックレンジを実現します。(HDR表示に対応したデバイスが必要です。)
【送信機&映像伝送】
DJI Air 3は、どの送信機と互換性がありますか?
DJI RC-N2送信機とDJI RC 2送信機です。
O3映像伝送システムと比較して、どのような点がO4映像伝送システムではアップグレードされましたか?
O4映像伝送システムは、ハードウェア ソリューションが一新されています。機体のアンテナシステムが4本から6本に増設され、新たな周波数帯*にも対応しています。通信アルゴリズムもアップグレードされ、フルHD動画の伝送が最大20 km**まで対応できるようになっただけではなく、耐干渉性も向上しています。さらに、伝送の安定性も改善され、都市などの複雑な電波環境下でも安定した伝送を実現します。送信機も最大1080p/60fpsのリアルタイム ライブ映像に対応し、高いフレームレートで滑らかな視聴を体験できます。
* 新しい周波数帯は、その周波数が法律および規制によって許可されている国や地域でのみ利用できます。(日本国内は2.4 GHz帯のみ利用可能)
** FCCに準拠し、干渉のない、開けた屋外環境で測定された値です(日本国内では、10 km)。上記のデータは、復路のない片道飛行で最も遠い通信範囲を示しています。飛行中、アプリに表示されるリマインダーに、常に注意してください。
O4映像伝送システムの最大伝送距離は、その環境の電波干渉レベルによって変化しますか?
環境が異なると無線干渉レベルも異なるので、最大伝送距離も変化します。
障害物のない環境:
強い干渉(都市部の景観):約1.5〜4 km
中程度の干渉(郊外の景観):約4〜10 km
弱い干渉(郊外/海辺):約10〜20 km
障害物のある環境:
軽度の電波干渉があり、建物で遮られている場合:約0~0.5 km
軽度の電波干渉があり、木々で遮られている場合:約0.5~3 km
FCCに準拠し、一般的な干渉環境下で測定。このデータはあくまで参照用の値であり、実際の伝送距離を保証するものではありません。
DJI RC-N1送信機と比較して、どんな点がDJI RC-N2送信機ではアップグレードされていますか?
映像伝送ソリューションがアップグレードされ、アンテナが1T2Rから2T2Rに性能アップしています。DJI Air 3では、O4映像伝送を使用することができます。
DJI RCと比較して、どんな点がDJI RC 2ではアップグレードされていますか?
プロセッサーの性能が改善され、スムーズな操作を実現しています。映像伝送ソリューションがアップグレードされ、アンテナが1T2Rから2T4Rに性能アップしています。DJI Air 3では、O4映像伝送を使用することができます。DJI RC 2は、2つの内蔵アンテナと2つの外部アンテナが搭載され、2つの外部アンテナは角度も調整できるので、より良い状態での映像伝送を実現しています。
【飛行安全性&障害物検知】
DJI Air 3は、全方向障害物検知に対応していますか?
はい。
ActiveTrack 5.0は、ActiveTrack 4.0とどのように違いますか?
ActiveTrack 5.0は、8方向で被写体を追尾し、さらなる撮影の可能性をもたらします。高度な被写体認識技術を搭載したActiveTrack 5.0は、複数のビジョンセンサーを同時に使用しながら、被写体を認識し、他の物体とは区別して、被写体をフレーム内に捉え続けます。これにより、スムーズにトラッキングする角度を調整することができ、より自然な映像を撮影できます。新しくなった環境・被写体検知アルゴリズムにより、DJI Air 3は、被写体の動きや周辺情報により迅速に反応でき、最適なトラッキングルートを計画できるようになり、スムーズで安定した映像を撮影できます。
【ファームウェア】
DJI Air 3のファームウェアの更新方法を教えてください。
DJI FlyアプリもしくはDJI Assistant 2(一般向けドローンシリーズ)デスクトップ ソフトウェアを使用して、ファームウェアを更新できます。それぞれのファームウェアの更新方法については、公式サイトでご確認ください。
【アプリ】
DJI Air 3は、どのアプリを使用しますか? どこからダウンロードできますか?
DJI Flyアプリを使用します。DJI公式サイトのDJI Air 3のダウンロードページ (https://www.dji.com/air-3/downloads) で、最新版のアプリをダウンロードできます。
【アクセサリー】
DJI Air 3のインテリジェント フライトバッテリーを完全に充電するには、どれくらい時間がかかりますか?
DJI 65Wポータブル充電器のUSB-C充電ケーブルを使用して充電する場合、約80分かかります。DJI 100W USB-C 電源アダプターとDJI Air 3のバッテリー充電ハブを使用して充電する場合、約60分かかります。
前モデルと比較して、DJI Air 3 バッテリー充電ハブはどのような点がアップグレードされていますか?
刷新されたバッテリー充電ハブは、集電機能と外部給電機能が搭載されています。また、携帯の利便性を向上するために、構造設計も改善されています。集電機能を使用すると、機能ボタンを長押しするだけで、残量が一番残っているバッテリーに他のバッテリーから電力を送ることができ、効率的に、より長い時間飛行を楽しめます。外部給電機能を使用すると、充電ハブをモバイルバッテリーとして使用することができ、USB-Cポートを介して、最大82Wの電力で、モバイル端末やタブレットなどの機器を充電できます。
USB-Cポートのある他の充電器を使用して、バッテリーを充電できますか?
はい。しかし、充電効率を考えると、DJI 65W ポータブル充電器、DJI 100W USB-C 電源アダプター、またはPDプロトコル対応の60W以上の他の充電器を使用することをおすすめします。
DJI Air 3の機体にあるUSB-Cポートを介して、バッテリーを充電できますか?
はい。