水中調査
水中調査でのドローン活用(低コスト化)
ドローンを始めとしたロボティクス技術は空や地上だけではなく水中でも目覚ましい発展を遂げています。水中ではROVという無人探査機の低価格高機能化が進み、今まで莫大な費用がかかっていた水中調査が身近になりました。
セキドでは小型水中ROVの中で調査点検業務が可能な2機種BlueROV2とFIFISH V6 PLUSを取り扱いしております。海洋国家である日本では水中ROVの活躍の場は多く、取り扱い直後から多くの企業で導入が進んでいます。セキドではROV専門チームが導入に向けての課題解決や業務請負などを行います。
1.インフラ点検調査
大型消波ユニットや橋梁、護岸工事などでは従来はダイバーまたは音響ソナーを搭載した船舶を運行し構造物や海底調査を行っていました。ダイバーはリスクが高く、音響ソナーは非常に高価であり取り扱いも難しい機材でした。
低価格の水中ROVを使用することにより、護岸工事計画段階から目視による現状調査や台風被害後の海底調査なども低価格で行うことが出来ます。水力発電所や海底敷設ケーブルの調査でも導入が進んでいます。
2.船舶点検
大型船や小型船問わず、喫水下の調査はダイバー業務でしたが、高コストかつ人材不足という大きな課題を抱えていました。
船体やプロペラにカキなどの点検をROVの活用により、清掃業務の実施時期見極めや損傷箇所の確認などを迅速に行うことが出来ます。
ジャパン・マリン・ユナイテッド株式会社様をはじめとした大手造船メーカーでの導入実績が続いています。
2.漁業への活用
養殖業を始めとした各種漁業へのROV活用目覚ましく、現在では日本全国の漁業組合による導入実勢がございます。海中生物の調査だけではなく養殖カゴや定置網などの漁具点検にも使用されています。導入や請負業務だけではなく愛媛県宇和島市で複数年続いているROV活用実証実験などでもROV運用ノウハウを蓄積しています。
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