セキドは日本で初めてドローンを調整済みとして販売しました。 ドローン本体のファームウェアを最新の状態にアップデートし、すぐに使用していただけるよう、また、センサー類やカメラ・ジンバルなど繊細かつ可動部分も多いため、現地生産工場からの輸送中の事故などを想定した検品作業も兼ね、 セキドオンラインストアでは出荷する全てのドローンに対して「調整」という作業を行っています。 今回はその調整作業をDJI MAVIC 2 PROを例に紹介します。
セキドのテクニカルスタッフが作業いたします。 お客様に渡るものなので丁寧に取り扱います。
まず製品パッケージの内容物チェックを行います。 欠品はないか、目に見える不具合はないかなどです。
DJI MAVIC 2 PROではiPhoneなどのiOS機器かAndroid端末を利用してアクティベート(認証作業)を行います。 モニタのアクティベートが完了すると次は機体のアクティベートを行います。
機体、送信機、バッテリー全てのファームウェアを確認し最新にします。 ※調整作業時点での最新ファームウェアへの更新実施となります。
全ての機器を接続し動作確認を行います。 モーターは回転させ想定外の振動やブレがないか確かめます。 センサー類のエラーが存在する場合はこの段階で画面表示にて確認します。
カメラ映像の伝送、レンズの傷、ジンバルの動作をチェックします。 カメラは精密機器ですのでこの作業は非常に重要です。
こちらは各機種ごと必要に応じて設定を変更します。 初めて機体を触る方が安全に運用出来るよう各種数値を適切に設定を入力します。 送信機スティックモード(操縦スティックの操作方法)は初心者の方が他の有識者に教わる場合、 同じモードが好ましいと考えモード1(日本での一般的な操作方法)に変更設定しております。
梱包前に最終確認をします。 最後にセキドオリジナルの「ドローン取扱基本ガイド」などを添付して発送します。
このようにセキドの調整作業はドローンを購入したお客様が最初にしなければならない手間のかかる作業を検品も兼ねて行っております。
セキドの技術力あるスタッフが作業しているためお客様では判別出来ないような不具合も発見することが出来ます。
ドローンの高性能化が進むにつれ複雑になる機能や設定を鑑みるとセキドの調整済みモデルの重要性はますます高まっていくと思います。